未来

私はこのまま当初の希望とは別の分野・場所に進学するだろう。
もちろん、進学先の分野が完全に希望外というわけではない。
やりたい分野の一部ではある。十二分にリンクしている。
ただ、やはり多少の不安はある。
 
しかし、今までを振り返ると決して悪いことばかりではない。
むしろ想像以上の良い結果が待っていたりする。
新たな発見があったりする。
これまでだって成る様になって来たのだ。
これが予め決まっていた運命というのならそうなのかもしれない。
 
私はその運命を受け入れよう。
・・・・・・さぁ、来年度からもまた頑張るんだ。
本当にダメならその時考えればいい。プラス思考だプラス思考!

現在

そうした私のこれまでの人生。妥協に満ちた人生。
後悔だけだったろうか?
いや、むしろ逆だろう。
 
・高校
第一希望に受かってれば、あんな友達と出会ってなかった。
そう思う。今もこうして何かあるたびに高校の友達に会う
なんてことはなかっただろう。
いや、あったとしても、今は言える。
「あの高校に入れて、あそこであの友達達に出会えてよかった。」
(高校の質自体は別として)
 
・大学
言うまでもない大きな出会いがあった。
学校を越える出会いがあった。世代を超える出会いがあった。
地域を越える出会いがあった。いろんな勉強もできた。
そして、実際に会うようにもなった。
4年間で一番革命的な出来事だった気もする。
もちろん自分の大学での出会いだってあった。
では、これがもし第一希望の大学に行ってればどうだったろう。
そうすればこの出会いがあったかどうかも疑わしい。
仮にあっても実際に会うなんてことはなかったかもしれない。
だから…関東に来てよかった。
他にも関東でよかったと思う要因はいくつかある。
やはり高校の友達に会いに行けること。
大都市近辺限定のテレビ番組(これはかなり私的だが(笑))etc..
 
確かに勉強でやりたいことはある。
でもそれ以上のものが高校・大学とであった気がする。
それがあるから大学院への進学も他大を蹴って今のところに
残ることにした(もちろんそれだけではないが)。
やりたい勉強は…今のところでもできるから…
 

過去

私は今まで第一希望のところに受かったことがない。
希望の高校に落ちた。希望の大学に落ちた。親も泣いた。
自分自身、高校に入ったときも、今の大学に入ったときも
心の中では正直悔しかった。
入学してからだってしばらくはなんとなくモヤモヤしていた。
でもそれは自分で選んだ道。そこで頑張って行こうと思った。
本当にやりたいことがあるならそれができるのは大学院。
学生のうちはどこに行こうと学ぶものは一緒。
やり直すならそれからでも遅くない。そう思った。
プラスに考える要因はいくらでもあった…
 
そしてその大学院。
第一希望にはまたしても落ちた。でもこれは当然の結果。
明らかに落ちる状況だった。いわば自業自得。
受かった大学院についても、当初自分のやりたかった理論から
実験の方に移ってしまった。だが、これも自分の意思の弱さが
招いた結果だ。仕方ない。努力すべき時にしなった自分が悪い。
・・・・正直に言うとこれについてもモヤモヤは今もある。
不安もある。わざと留年して浪人すべきではないかとも思った。