白い黒

白くあろうと思った。
白くありたいと思った。
しかし、それは重荷となるだけ…
なぜならばそれは偽り、虚飾の白。
黒は消えることはない。
…元来は黒なのだから。
白に近ければ近いほど黒は目立つ。
それがどんな小さな黒でさえ。
それは小さな亀裂・大きな重荷。
白い黒。
 
 
 
 
 
・・・・・性質が悪い。