集中講義

今日は集中講義がありました。
 
‐感想‐
良かった。素直に良かった。
講義自体が良かったというのもあるのだろう。
でもその前提にあるのが先生の人柄だ。
 
話がうまい。よって人の注意を惹きつけるのがうまい。
 
運びがスムーズ。つまり間の取り方がうまい。
 
派生して笑いも取れる。でも自分の考え・理念もしっかりしている。熱い教育理念を持っている。
純粋にいい先生だと思った。
 
まぁ理科教育系の講義だったわけだが、、、
教育者ってやっぱりイイね。
その先生は高校でも先生をやってたらしいのだが、「なるほどなー」と思ってしまった。
現役の教師を含め、中・高で教鞭を取っていたことのある方の講義は往々にして
うまい・面白い(今回は特に)。
聞いていて楽しい。
 
逆に大学の根っからの理系の先生の講義はまったくもってつまらない講義をする人が多い。
というよりもむしろ教えるのが下手である。
もっと言うと教育者向けではない、本当の意味で研究者ぽい。
いや、'ぽい'のではなく彼らは真に「研究者」なのだ。
学生を惹き付ける為に講義してるのではないのだ。
扱ってる講義内容が自分の興味の持てるものでないのならば、他にその講義に良さを見出す
のは困難ということが本当によくある。
 
大学に4年間いて思う。講義が面白い(先生がいい人)のは基本的に文系。
特に教育学系や心理学系など、学生とのコミュニケーションを重視するところは割合的に
良い先生が多い気がする。
もちろんどの分野でもダメな先生は全然ダメなのだが・・・
それでも理系に比べ良い先生は断然多いだろう。
(逆を言えば理系にもいないことはない)
 
人とのコミュニケーションと言う面を考えたとき、やっぱり小中高の先生・そうした職種は
凄いなぁ・魅力的だなぁと感じる。
今日の先生の講義を聞いて、また一つ教育者に魅力を感じることができた。
お礼を言いたい。ありがとう、先生。
 
私は理学の物理学専攻だ。
確かに物理は面白い。テーマにも夢がある。
それを理解でき、それを楽しんで生涯研究し続けていけたらそれはそれでいいと思う。
自己満足の世界で大いに結構。
でも、人間性という面では断然教育者に憧れる。
「研究者」と「教育者」どちらがいいのかとても迷う、、、
 
もちろん将来的にどちらかになれる保証なんてどこにもありはしないのだけど。
大学院・・・・・・・・教育系も良かったかな・・・・・
 
 
しかし久し振りに日記らしい日記になった(笑